花王CMK竹内社長、売場起点の発想でトータルコストを引き下げ

週刊粧業 2015年1月1日号 6ページ

カンタンに言うと

花王CMK竹内社長、売場起点の発想でトータルコストを引き下げ
 花王カスタマーマーケティング(花王CMK、竹内俊昭社長)は新年度、花王グループ全社を挙げて、消費者に同社商品の価値を的確に伝える活動にさらに力を入れる。昨年の消費税増税直前の駆け込み需要を鑑みると、今年2、3月の対応が重要になるが、新製品、改良品の早期発売や、春のフェアの大規模展開など、対応策を練り上げつつある。竹内社長に今後の経営課題についてインタビューした。

人口は減少傾向にあるものの
世帯数増加は大きなチャンス

 ――花王CMKをめぐる現在の経営環境についてどうお考えですか。

 竹内 人口は減少傾向にありますが、世帯数は依然として増え続けています。これは当社にとって大きなチャンスです。

 小売業各社は、出店やM&Aで規模拡大を続けています。都心を中心に、小商圏を対象とした小型店の展開も目立ちます。またネットとの融合によるオムニチャネル化に取り組んでいるところもあります。

 物流面では、ドライバー不足が深刻化しており、物流センターの運営コストの引き下げも大きな課題です。

 こうした状況を背景として消費者は、節約志向の一方、自分の価値観に合う商品には支出を惜しまない二極化現象が顕著に表れています。

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