チベン製薬・大森社長、今後の事業戦略を語る

週刊粧業 2015年2月9日号 2ページ

カンタンに言うと

チベン製薬・大森社長、今後の事業戦略を語る
 チベン製薬(本社=大阪府茨木市)は1957年の設立以来、宗教法人辯天宗の信者向けに医薬品や化粧品、健康食品などを展開してきたが、昨春よりネット通販に踏み切り、一般消費者への販売を推進している。

 主力の万能クリーム「外用 雪妙」(第3類医薬品)を中心に新規ユーザー獲得に取り組む中、今年はリアル店舗への販路拡大を図る。新たなビジネスモデルを推進する大森康平社長に話を聞いた。

 ――社長就任からこれまでの状況をお聞かせください。

 大森 会社が業績不振に陥り、母体である辯天宗からの資本が入ったタイミングで、約5年前に代表に就任した。

 本業である建築関連の代表と兼任しているが、もともと建築畑の人間なので、薬や化粧品に関しては未だにわからないことばかりだ。

 ただ、辯天宗から、いうなれば、神様から企業再建を任された以上、何とかしたいという気持ちを強く持って経営にあたっている。

 製薬業界は、法律の網で雁字搦め状態にあり、大手のように資本があれば新しい薬を展開できるが、中小規模の企業には難しい状況にある。少し視野を広げ、食品、化粧品業界であれば、漢方に精通する当社の強みを活かせるのではないかと考えた。

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