2015年春のトイレタリー、期待アイテム№1は資生堂「TSUBAKI」

C&T 2015年3月16日号 30ページ

カンタンに言うと

2015年春のトイレタリー、期待アイテム№1は資生堂「TSUBAKI」
 「C&T」では、卸売業とGMS・SM・コンビニ他、ドラッグストアの各業種・業態を対象に、毎春・秋のトイレタリー市場についてその動向を探るアンケート調査を実施している。

 今回は卸売業11社、GMS・SM・コンビニ他₇社、ドラッグストア₇社の総勢25社から協力を得た。各社の最新業績や予測をもとに、今春のトイレタリー市場を占ってみた。

 *アンケート結果は、卸売業11社、GMS・SM・コンビニ他₇社、ドラッグストア₇社の合計25社の回答によるもの。調査期間は、2015年1~2月である。

秋の売上げは「上回っている」が4割超
全体の伸び率はわずかに前年割れに

 まず、昨秋のトイレタリー市場に関する業績について質問した。

 2014年9~12月までのトイレタリー売上げの前年同期との比較は、各業種・業態総合(以下、総合)で「上回っている」が44.0%、「前年並み」が20.0%、「下回っている」が36.0%となった。

 昨年の調査結果と比較すると、「上回っている」が17.9Pアップと大幅に増加し、各社の好調な業績を反映させたものとなった。

 その一方で、「下回っている」も5.6P上昇し、その分「前年並み」が大きく減少。業績の好不調でバラツキが生じていることがわかる。

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