化粧品容器・パッケージ、「独自性」で真価問われる

週刊粧業 2015年3月23日号 1ページ

カンタンに言うと

化粧品容器・パッケージ、「独自性」で真価問われる
 週刊粧業2015年2月23日号「OEMアンケート特集」にて、化粧品・医薬部外品の中身を充填するOEM業界の積極的な投資意向が明らかになったが、より川上に位置する化粧品容器・パッケージ業界はどのような状況なのだろうか――。

 経済産業省が発表した化粧品出荷統計によると2014年1~12月は、金額ベースが前年比4・1%増に対し、個数ベースが6・1%増となった。

 伸長率でみると、金額よりも個数がより伸びており、昨年は容器業界全体も少なからずプラス成長となったと思われる。

 業界全体が多品種・小ロット化の流れになる中、容器・パッケージ業界はその対応に追われている印象もあるが、今回特集に登場した企業からは前年を上回る業績だったとのコメントが相次ぎ、さらには成長の好循環に向けた意欲的な投資姿勢が伺えた。

構成比を高める海外容器も
小ロット化進む、円安に懸念

 「成長投資」という観点で取材協力企業の取り組みを俯瞰すれば、海外容器を提案するケイズ(石川県金沢市)は、来春の稼働を目処に金沢市内で新社屋・工場の建設に着手することを明らかにし、デザイン制作から印刷までワンストップでの提供を実現する本州印刷(東大阪市)は一昨年12月の東京に続き、2016年4月期中には九州にも事務所を新設し、さらに本社工場の設備拡充を図るという。

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