フェイスラボ、「健食もできる化粧品OEM」という強みをアピールする機会に

週刊粧業 2015年5月25日号 11ページ

フェイスラボ、「健食もできる化粧品OEM」という強みをアピールする機会に

 フェイスラボ(本社=静岡県袋井市、朝比奈謙太社長)は、1995年の創業以来、「心技一体」という企業理念を掲げ、単に提案書どおりの開発をするのではなく、取引先企業の「心」を理解して、まだ姿見えぬ製品をイメージに近づけるべく、「技」の習得に努めてきた。

 最近では、20年にわたる企業理念の実践を経て、試作品の出来栄えやコスト、工場や営業の取り組み姿勢、アフターフォロー体制など、様々な観点で評価されるようになってきている。

 今回は、さらなる認知度の向上に向け「CITE Japan 2015」に初出展し、同社独自の強みである「健康食品もできる化粧品OEMメーカー」という特徴を来場者にアピールしていく。

 ブース内では、気軽に入れる開放感と居心地の良さをコンセプトに、オープンカフェスタイルを採用。同社の関連会社で健康食品の製品企画から受託製造まで行う「創美健研究所」が独自に企画・開発した美容ドリンクを提供するなどして来訪者をもてなす。

 また、「健康食品もできる化粧品OEMメーカー」という特徴を前面に打ち出すため、食品グレードの素材を用いた化粧品処方を作成・用意するなど従来にはない新たな提案を行い、挑戦する姿勢や遊び心なども表現していく。こうした取り組みを通じて、注文を受けた製品を単に製造するだけでなく、製品の設計から開発、マーケティング、物流、販売まで幅広くサービスを提供できる点をアピールする考えだ。

 ブース運営の実務責任者である奈須喜久氏は、今回カフェスタイルを採用した理由や、訴求していきたい点について、「一般来場者がメインの化粧品展示会では落ち着いて商談ができないということで『CITE Japan』に足を運ぶ事業者が増えているといい、そういう方々に化粧品から医薬部外品、健康食品、美容ドリンクまでワンストップで揃えられる当社の特徴を伝えていく。その実現のためには、開放感があり、居心地の良い空間を提供していくことが不可欠と考えた。一人でも多くの方々に我々のアイデアづくりの一端を感じてほしい」と語る。

 ブース運営を取り仕切る伊藤新次東京営業所長は、「化粧品関連の展示会がいくつかある中で、伝統もあり、名立たる有力企業が出展する『CITE Japan』に出展することは、認知度を上げていくためには必要不可欠と判断した。まずは、化粧品と医薬部外品、健康食品を手掛けるOEMメーカーとして独自のポジションを構築している点や、若いメンバーが多く活気溢れる組織である点など、我々の強みを訴えていきたい。初出展ということもあり、部門間での調整には多少苦労したが、プロジェクトメンバー一人ひとりが自社の強みを再認識するいい機会となった」と語っている。

 最後に伊藤氏は、「メーカー各社は新しいモノをつくるのに悩まれている。ブースには、『面白いことをやってくれそうだ』という内容を随所に盛り込んでいるので、気軽に立ち寄ってほしい」と意気込みを語った。

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