千葉県化粧品日用品卸組合は6月10日、第47回通常総会を千葉市内で開催し、前年度事業報告や今年度の事業計画案など5議案を決議した。
会の冒頭、挨拶に立った秋葉吉秋理事長は、「最初は90社だったメンバー社も今は15社となった。私としては悲観しておらず、強者だけが残ったと考えている。10年後に『兵どもが夢の跡』とならぬように一丸となって取り組んでいきたい」と同組合の現状について述べた後、昨今の地域卸業を取り巻く環境について触れ、「我々クラスの卸問屋は数字が小さいため、支援や理解をもらえないこともある。しかし、我々がいるからこそ健全な流通があるのだと理解してほしい。また、次世代の育成も急務であり、この仕事を好きになってもらわなければ、仕事は長続きしない。卸流通アカデミーを含め、人と人とのつながりが重要であり、若い人材が財産となっていくはずだ」と語り、次世代育成の重要性を強調した。
続いて行われた来賓挨拶では、ライオン首都圏支店首都圏第1エリア統括の岡山則之氏と全国化粧品日用品卸連合会の森友徳兵衛会長がそれぞれ登壇した。
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この記事は粧業日報 掲載
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