セティ、「炎症性老化」に着目したエイジングケア原料を展開

C&T 2015年6月15日号 39ページ

カンタンに言うと

セティ、「炎症性老化」に着目したエイジングケア原料を展開
 セティは、世界各国に原料サプライヤーを持ち、スキンケアを中心にバラエティーに富んだ天然由来原料を提供している。今回は、同社が国内で販売総代理店をつとめるフランスの大手化粧品原料メーカー・シラブ社が開発したエイジングケア原料「アンフラマジル」を紹介する。

 「アンフラマジル」は酵母由来のバイオペプチドに富んだ原料で、細胞間コミュニケーションとその環境を調整して早期の皮膚老化を防ぐ作用を持つ。

 細胞は加齢や外的因子が原因となり、表皮細胞から炎症誘発性物質が発生する。これが表皮~真皮までの細胞間コミュニケーションバランスの不均衡を引き起こす原因となり、慢性的な炎症の影響によって皮膚老化が促進される。この現象は「炎症性老化」と呼ばれ、「アンフラマジル」ではこうした表皮~真皮間の炎症誘発性物質の交換を抑え、皮膚組織の機能性を維持するだけでなく、真皮マトリックスの再構築を促進し、肌のトーンと弾力性回復への効果も確認されている。

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