資生堂、日本での新組織体制と成長戦略を発表

週刊粧業 2015年6月15日号 2ページ

カンタンに言うと

資生堂、日本での新組織体制と成長戦略を発表
 資生堂は6月2日、記者懇談会を開催し、坂井透常務兼日本地域本社社長が「日本事業本部の新組織体制と成長戦略」について説明した。

 2015年3月期の店頭実績(同社推計)は、前年4月に前年同月比75%に落ち込み、6~8月も苦戦を強いられたものの、第3四半期は「エリクシール」「マキアージュ」の新製品投入・プロモーション効果でほぼ前年並みで推移した。

 第4四半期は、消費税率引き上げ前の駆け込みがなかった前々年同期との比較で、1月から100%以上になり、3月には110%程度で推移している。

 「第4四半期は、1月にシニア女性向け総合ブランド『プリオール』の投入、3月には『HAKU』のイノベーションを矢継ぎ早に実施したところに、インバウンド売上げの増加が重なり、好実績を記録した。4月も前年同月比110%程度で、5月についても同様のトレンドで推移している」(坂井常務)という。

マーケティング本部トップに
外部人材起用でビジネスに変化を

 さらなる成長に向けては、2015年4月に「一気通貫型の体制」「ブランドを軸としたマーケティング」「ビジネス領域別の市場最適化とスピードアップ」を目的に組織を再編し、本社・販社を一体化させ、「プレステージ」「コスメティクス」「パーソナルケア」「デジタル」「ヘルスケア」の事業本部ごとに、市場や現場に合った戦略や戦術を導入していく。

あと80%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 資生堂、日本での新組織体制と成長戦略を発表

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop