【消費者アンケート調査】素朴な質問、ライン使いは2割程度、化粧品は結果を重視

週刊粧業 2015年7月13日号 46ページ

カンタンに言うと

【消費者アンケート調査】素朴な質問、ライン使いは2割程度、化粧品は結果を重視
 スキンケアをラインで使用するか、ブランドにこだわらず単品で購入するかについては、「数点は同シリーズ」が前回から11・0P減の41・7%となった。また、「全部異なる」は、前回から11・4P増の35・4%、「全品同シリーズ」は同率の22・6%となった。

 シリーズで揃える生活者の割合は全体の2割程度で、この結果は前回と変わらなかった。同一ブランドで使用者を増やしたいメーカー側との思惑に反して、気に入った製品だけを使う傾向が高まった。

 数点は同じシリーズを使う人も10P以上減少したが、まだトップを維持していることから、気に入ったブランドであればできるだけ取り入れたいという生活者の意向は見受けられる。いきなりシリーズで揃えるのではなく、価格や販路を見極めながら納得した製品を買う、合理的な購買行動が浮き彫りとなった。こうした層にはいかに製品を気に入ってもらうかを検討していく必要がある。

 また、全部ブランドが異なる製品を使っている生活者は、ブランドのファンというよりは、製品を吟味したうえで使い分けたいという傾向が強いと考えられる。トレンドの化粧品を取り入れるのも、スキンケアの楽しみの1つだ。

あと87%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 【消費者アンケート調査】素朴な質問、ライン使いは2割程度、化粧品は結果を重視

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop