【消費者アンケート調査】アンチエイジング、若年層の「老化」啓蒙が課題

週刊粧業 2015年7月13日号 38ページ

カンタンに言うと

【消費者アンケート調査】アンチエイジング、若年層の「老化」啓蒙が課題
 「エイジングケア(抗老化対策)」という言葉を知っている女性は全体の81・8%で、前回の87・6%を下回ったものの、一定の認知度を得て定着してきた印象を受ける。

 最近では有機栽培などでできあがった野菜などノーリスクな食べ物を摂取する食事が調査対象の20~30代の女性の女性を中心として人気を得ており、身体の中からの「美」を追求する女性が増えてきた。

 インスタントや添加物の多い食べ物は、エイジングケアにも良くないとされている。それらを摂取しないことでの利点を把握したうえで、オーガニック食生活を送る女性たちには当然のように「エイジングケア」が認知されているだろう。

 「25歳はお肌の曲がり角」などと言われるように、美肌成分であるコラーゲンやエラスチン、保湿成分であるヒアルロン酸などの成分は20歳ごろがピークで、次第に減少し始める。

 「化粧のノリが悪くなった」などの影響を感じ始めた女性は、インターネットで検索すれば「老化」によるものだとわかるはずだ。

 最近では数多くの女性誌に「エイジングケア」の文言が並び、テレビでも健康食品や運動器具などと一緒に紹介されることも多くなってきた。

 女性の関心を得ている分野であるため、20代からすでに老化が始まっていることを消費者に知らせるべく、若年層の目を引くパッケージやコンセプトを打ち出すことにより、さらに市場が活性化しそうだ。

あと82%

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