【消費者アンケート調査】昼、 「日中は何もしない派」が増加

週刊粧業 2015年7月6日号 8ページ

カンタンに言うと

【消費者アンケート調査】昼、 「日中は何もしない派」が増加
昼食後の歯磨き率は減少
歯間清掃具は変わらず低位

 「日中の歯磨き習慣」について聞いたところ、40・8%が昼食後に歯磨きを「する」と答え、59・2%が「しない」と答えた。前回調査(2012年)に比べて、日中に歯磨きを「しない」が4・1P上回った。オーラルケア市場の中でも歯ブラシおよび歯磨は、ゆるやかな右肩上がりの成長を続けており、生活者のケア意識が底上げされてきた印象があっただけに意外な結果だと言える。

 しかしながら、調査は学生・主婦・会社員など様々な属性の女性を対象に実施しており、この結果を女性の生活実態と決めつけるのは尚早だろう。

 設問(1)以降の歯磨きをする人に実施した調査を分析していく中で明らかにしていくが、先に結論から言えば、昼食後に歯磨きをしない率の上昇は、オーラルケア意識の低下ではなく、むしろ日中に外出している時間が増えたことによる外的要因にあると考察される。そして、その根底には「公共的な空間では取り組みにくい」といったブラッシング後に口を濯ぐ必要があるカテゴリーならではのハードルがあると言えそうだ。

あと86%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 【消費者アンケート調査】昼、 「日中は何もしない派」が増加

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop