あらた、営業力強化で収益性向上

粧業日報 2015年9月4日号 1ページ

カンタンに言うと

あらた、営業力強化で収益性向上
 「あらた」(畑中伸介社長)は、中期3カ年計画の2年目となる今期、企業別採算管理のさらなる徹底をはじめとする営業力強化で収益性向上をめざす。PB商品「アドグッド」の開発は、単品中心の開発から定番型を中心とするブランド化を推進することで売上高60億円をめざす。

 2015年第1四半期決算(4~6月)は、前年同期の消費税増税後の業績低迷を跳ね返し、一転2桁の増収増益となった。

 売上高は10.5%増の1690億4200万円、経常利益は9倍近い15億8200万円となった。荒利益率は横ばいの10.4%だったが、経費率は0.7P減の9.5%と良化し、経常利益率も0.8P増の0.9%と収益は回復基調にある。

 商品と営業を統括する嶋脇明代表取締役副社長執行役員 営業統括本部長は、「荒利益率を保ちながら、経費率の改善が進んだ。天候に恵まれたこともあって衣料用洗剤、日やけ止め、制汗剤などがよく動いた。これに加え、化粧品を中心としたインバウンド効果も見逃せない。第2四半期の滑り出しも好調だが、問題は第3四半期以降の推移だ。だが通期目標である売上高6430億円、経常利益43億円を達成できるという手応えは感じている」と語る。

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