ブルーベル・ジャパン、健全な市場と成長の維持に注力

C&T 2015年9月15日号 22ページ

カンタンに言うと

ブルーベル・ジャパン、健全な市場と成長の維持に注力
 ブルーベル・ジャパンでは香水の売上げが昨年度に続き、今期も好調に推移しており、自社運営の百貨店流通では前年比7%増で推移している。

 香水市場のリーダー的存在である同社では、市場全体の発展につながる活動に惜しみない努力を続けてきた。今年も「香水の日」に向けて前田典子氏をフレグランスアンバサダーに任命し、様々な啓蒙活動を展開していく。

 柳沢奈保香水・化粧品事業本部ジェネラル・マネージャーは香水ビジネスに対する姿勢を、次のように語っている。

香水の日に向けメッセージ発信
メンズフレグランスの提案強化も

 「ヘルシーな状態で成長を続けるためにも、今は売上げよりもマーケットのクオリティを上げることが大切であると考えている。百貨店では、“見せる”商材がきちんと売れるようになった。ラグジュアリーブランドのハイライン、メゾンフレグランス、バス&ボディ、ホームコレクションなどを価値あるものとしてお届したい。そのためにフレグランスアンバサダーによるメッセージや、広告販促活動などで価値を伝えていく。近年、ライフスタイルの視点で香水を捉えているセレクトショップが増えており、そのような意味ではバス&ボディなどの関連アイテムも重要なカテゴリーになりつつある」

 これまでの努力もあって流通各社が香水に関心を持つようになり、販促、PRイベントなど店頭での様々な取り組みを同社だけでなく、取引先各社でも行うようになった。

 大切なのは、「香水は素敵なもの」と店頭で認識してもらえるような見せ方をすることである。「大事な商材は大事に売る」―そのようなメッセージをこれからも発信し続けていく方針だ。

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