エステティックサロン事業者懇談会（ESA）、「エステティックサロンウィーク」を制定

粧業日報 2016年2月3日号 5ページ

2016年2月3日 11:00

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エステティックサロン事業者懇談会（ESA）、「エステティックサロンウィーク」を制定

　エステティック業界の協会団体による有志組織・エステティック推進委員会は、2月14日～3月14日を「エステティックウィーク」として各団体の共通イベントを実施するとともに、3月6日を「エステティックサロンの日」に制定した。

　日本エステティック業協会（AEA）の川中凱雄理事長の呼びかけで昨年5月にエステティックサロン事業者各団体の有志が集まり、エステティックサロン事業者懇談会（ESA＝イーサ）を発足し、エステティック業界に寄与できる活動について検討してきた。

　現在、ESA参加団体は、日本エステティック業協会、日本全身美容協会、全日本全身美容業協同組合、エステティックグランプリ、日本ケアセラピスト協会、EMA、日本脱毛技術研究学会の７団体で、今後も呼び掛けを続け、参加団体を募っていく。

　1月21日に行われた記者発表会で、AEAの川中理事長は、「AEAの理事長に就任した時、なんと業界団体の多いことかと驚いた。それなのに団体間での話し合いの場がないことが不思議だった。これでは日本のエステティックの健全な発展と需要の拡大が見込めないのではないかという危機感があり、サロン事業者同士の話し合いがしたいとずっと思っていた」と懇談会発足の経緯を説明した。

　また、発足に携わったエステティックグランプリ前理事長の榎戸淳一氏は、「エステティック市場は、5年くらい前までは4000億円だったが、現在3500億円まで縮小し、伸び悩んでいる。様々な業界団体がこれまでエステティックの品質を高める活動を行ってきたが、市場規模を拡大する活動はしてこなかった。ESAではこの部分を実行したい」と抱負を述べた。