ライオン、「キレイキレイのまち 坂出」開始2年で認知拡大

粧業日報 2016年3月8日号 3ページ

カンタンに言うと

ライオン、「キレイキレイのまち 坂出」開始2年で認知拡大
手洗いチェックが今後の活動の核に

 プロジェクトは、大きく「認知」「実行」「定着」「健康」の4つのステップに大別され、第1ステップ「認知」では、広報誌や市役所の懸垂幕、市のイベント実施、テレビ・新聞などのメディア露出などにより関心を喚起した。第2ステップ「実行」では、毎日洗う習慣作りのために学校や公共施設などに「キレイキレイ 泡ハンドソープ」を設置し、正しい手洗いの指導を行った。今後は、第3ステップ「定着」で一連の活動で衛生習慣を定着化させ、健康的な生活を実現することにより、第4ステップ「健康」が実現するという。

 2015年までの2年間では、坂出市の広報誌「広報さかいで」に9回マイスターの手洗いに関するコラムを掲載し、坂出市役所に懸垂幕を常設したほか、泡ハンドソープを3943個配布して市民との接点を拡大し、プロジェクトの浸透を図った。

 また、幼稚園や保育所16園の園児を対象に「アラウータン体操」を覚えてもらうイベントを開催し、園児1169名が参加した。さらに、ブラックライトを用いた「手洗いチェック」や、暮らしのマイスターによる講義を行う「手洗い教室」、中学生・一般向けに手洗いを科学的に分析する「手洗いのサイエンス」なども実施した。

 「ライフステージや対象者に合わせた内容を実施してきたが、特に『手洗いチェック』と『手洗いのサイエンス』は今後の活動の核になるだろう」(小林土満ライオンケミカルオレオケミカル事業所担当課長)

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