ケイズ、化粧品業界向けに「容器+OEM」のトータル提案を強化

週刊粧業 2016年3月28日号 8ページ

カンタンに言うと

ケイズ、化粧品業界向けに「容器+OEM」のトータル提案を強化
 ケイズでは、容器とOEMに精通した「化粧品業界のコンシェルジュ」として、容器提案に中身づくりを融和したオールインワン提案を強化し、利便性のさらなる向上を追求している。

 同社はこうした容器と中身づくりのトータル提案に加え、国内だけでなく韓国と台湾にも拠点を展開し、独自の調達ルートを活かして機能性とデザイン性を兼ね備えた海外容器の提案にも強みを持つ。

 中村朋親営業部第一営業課長は、化粧品業界のコンシェルジュの一翼を担う容器の取り組みに関して、「昨年はインバウンドの特需で化粧品の国内容器が大きく影響を受けた一方、海外容器は全く影響がなかった。当社では海外容器に強みを持つ独自価値を活かし、国内容器と同じかそれ以内の納期にも柔軟に対応でき、さらに中身も含めた完成品までできるところに多くのお客様から高い支持をいただいている」と説明する。

 今年度は引き続き、容器仕入先の新規開拓に注力し、「ただ闇雲に仕入先を増やすのではなく、現地工場の品質調査を徹底し、安全な容器を提供できるか見定めたうえで責任を持って提供していく」(中村氏)という。

 取扱容器に関しては、「エアークッションコンパクト」(写真)の提案に注力している。

 スポンジ部には、同社オリジナルのナノシルバーを配合したNBR(合成ゴム)素材を使用し、そこにリキッドファンデーションを含浸させ、外出先で手を汚さずメーク直しが簡単にできて手軽に持ち歩けるのが最大の特長だ。

 「今夏には金沢で新工場が稼働する。当社の強みは中身と容器の両方をトータルで提案できることであり、今後はその独自価値をさらに研鑽していきたい」(中村氏)
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