ポーラ、誘客型業態「ポーラ ザ ビューティー」は新店20、店舗改装120を計画

粧業日報 2016年4月1日号 1ページ

カンタンに言うと

ポーラ、誘客型業態「ポーラ ザ ビューティー」は新店20、店舗改装120を計画
 ポーラの2015年12月期は、基幹ブランド「B.A」と「ホワイトショット」が好調に推移する中、美白美容食品「インナーロックIX」がインバウンド需要を取り込み9.8%の増収となり、さらにマーケティング費用の効率化を並行して進めたことで営業利益も43.3%増となった。

 誘客型の新業態「ポーラ ザ ビューティー(PB)」は、「量」(店舗数)よりも「質」(1店あたりの売上高)重視の戦略により、店舗数が前期末比8店増の630店と微増で推移する中、売上伸長率については全店で22.6%増、既存店で22.3%増と、非常に高い数値を叩き出した。

 また、これまではエステインからPBへ業態を進化させるケースが多かったが、最近ではPBのオーナーが品質の高いエステインを出店するケースが増え始めており、「PBに牽引される形で全体的な品質も向上し、エステインの売上伸長率も103.6%と上昇している」(同社)という。

 2016年度は、新店20店のオープンと、既存店120店のリニューアル(店舗改装)を予定している。

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