ヤマダ電機の子会社プインプル、店舗向けの化粧品開発を強化

粧業日報 2016年4月6日号 1ページ

カンタンに言うと

ヤマダ電機の子会社プインプル、店舗向けの化粧品開発を強化
親会社は「アットコスメ」と協力し
化粧品売場の運営に挑む

 家電量販店のヤマダ電機の子会社で化粧品の販売を手掛けるプインプル(群馬県高崎市)が、主力の通販に加え、店舗向けの商品開発を強化している。

 一方でヤマダ電機は、昨年から都内の主力店舗で免税対応を強化するなど新規オープンやリニューアルを相次いで実施しており、同時にクチコミサイト「@cosme(アットコスメ)」と協力して化粧品専用売場の運営に挑んでいる。

 それと連動するかたちで、プインプルは従来よりも価格が安く、若い世代を意識した商品投入を加速させている。

コラボ業態は都内3店に増加、
石けんやマスクが中国人に人気

 アットコスメとコラボし、化粧品や美容家電を融合させた売場「@cosme×LABI Beauty station」は、昨年4月にオープンした「LABI アメニティー&TAX FREE 新橋銀座口店」で初めて導入した。

 アットコスメがもつ膨大な情報を活かし、店舗設計や商品選定などをプロデュースしている。

 同店は広大な売場に数多くの化粧品と美容家電を揃えるほか、アットコスメのベストコスメ大賞や人気ランキングを基に設計したコーナーも展開している。

 さらに、陳列する商品を実際に試せるパウダールームや、着替えのできるフィッティングルーム、無料のネイルサービスコーナーも併設するなど、物販にとどまらない総合的なサービスが売りだ。

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