ビューティふたば、テコ入れ施策で順調に新客を獲得

C&T 2016年3月15日号 68ページ

カンタンに言うと

ビューティふたば、テコ入れ施策で順調に新客を獲得
 日本でも屈指の商店街に数えられる「ハッピーロード大山商店街」内に約60年もの間店を構える「ビューティふたば」は、東京都化粧品装粧品小売協同組合(都粧協)の山本好文専務理事が社長を務めている。

 スタッフの働きやすさを最優先に考えた職場づくりによってメーカーの垣根を越えてスタッフ同士が連携を深めており、お客への手厚いフォローによって「専門店不況」を乗り越えてきた。

 今回は、実質的に店の切り盛りをしている長女の山本ちひろ氏に、現在の取り組みについて話を伺った。

若い営業担当者が店に新風が吹き込む
商店街を巻き込む資生堂の施策に反響

 「ビューティふたば」の朝は、数年前から習慣化している「朝の唱和」からはじまる。

 「いつもありがとうございます」「毎日感謝しています」と感謝の気持ちを唱和したら、最後は「今日もお客様の笑顔を見つけてください」で締めくくる。

 これを毎朝繰り返すことでもスタッフに仲間意識が生まれ、気持ちよく仕事をはじめられるという。

 主軸ブランドに「コーセー」「資生堂」を据え、「アルビオン」と「リサージ」を戦略ブランドとして育成してきた。ずっとこの方針で各ブランドの施策を展開してきたが、同店にも転機が訪れた。

 それが、メーカー担当者の「若返り」である。長く付き合いのあったメーカーの担当者が代わったことで、再度関係を構築するところからスタートしたため、戸惑いもあったという。

 しかし、斬新にすら感じる若い担当者の意見によって様々な発見もあり、店に新しい風が吹き込んでくる契機にもなった。

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