ラシェル製薬、原料メーカーと機能性表示食品を開発、新工場も稼働へ

週刊粧業 2016年4月18日号 26ページ

カンタンに言うと

ラシェル製薬、原料メーカーと機能性表示食品を開発、新工場も稼働へ
 化粧品と健康食品のOEM事業を展開するラシェル製薬では引き続き、原料メーカーと共同で機能性表示食品の製品化に向けた取り組みに注力している。

 同社の古賀哲也営業部課長によると、機能性表示食品OEMの提案を開始する目途として、「サプリメントに関しては、ヒアルロン酸Naを主剤とした『美容訴求』のほか、ルテインを主剤にカシスやアスタキサンチンなどの抗酸化素材を組み合せた『瞳関連』、ラフマエキスとGABAを組み合わせた『睡眠改善効果訴求』、抗酸化力に優れた還元型コエンザイムQ10配合の『疲労感軽減訴求』の4品のうち、いずれかを早期に製品化する見通しだ」と説明する。

 主力の青汁関連OEMに関しては今期、海外輸出をさらに強化するべく、今夏から日本産の大麦若葉を100%使用した青汁商品の新たなOEMの提案開始に向け、開発を進めているという。

 「メイドインジャパンは商品の安全性や信頼性が高いことから、今年も中国や台湾、香港などのアジア圏を中心とした海外輸出が好調に推移している。引き続き、現地企業のニーズをしっかり製品に反映させ、ロングセラーを生み出す開発体制を強化し、取引先のさらなる拡大につなげていきたい」(古賀氏)

 同社ではこのほか、来春にGMPに準拠した新工場を稼働し、生産能力の増強、機能性表示食品のOEM提案の強化を図っていく方針だ。
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