コーセー、「ヴィセ」新ラインデビューで発表会

粧業日報 2016年6月23日号 1ページ

カンタンに言うと

コーセー、「ヴィセ」新ラインデビューで発表会


エッジの効いた尖ったライン導入し、
トータルでブランド価値を向上

 6月14日には、「新ラインデビュー発表会」がオープン形式で行われた。

 新ライン導入の背景やヴィセブランドの方向性など今後の戦略について、コンシューマーブランド事業部 C/B企画部 企画一課の吉見直樹氏に話を伺った。

 ――新ラインを導入した背景は。

 吉見 「ヴィセ」は10~20代のトレンドに敏感な女性に向けて1994年に誕生したメークアップブランドで、常に時代のファッションリーダーをイメージキャラクターに起用し、その時代の若い女性たちのメークトレンドをリードしてきた。

 2013年9月には、トレンドを先取りしながらも「上質感・本物感」を取り入れたブランド「ヴィセ リシェ」として生まれ変わり、20代が「憧れる世界観」を発信することで評価を高め、刷新以降は2ケタ成長が続いている。

 ターゲットとする20代の女性たちが複数のチャネルを買い回る中、ドラッグストアやバラエティショップなどのマス市場に、トレンド感のあるメークアイテムを導入すれば、20代の2割強を占める「メークマニア」と呼ばれる感度の高い女性たちを取り込めるのではないかと考えた。

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