ケイズ、「生セラミド」だけで乳化したクリームを提案

週刊粧業 2016年7月11日号 61ページ

カンタンに言うと

ケイズ、「生セラミド」だけで乳化したクリームを提案
 容器提案にOEM事業を融和した「化粧品コンシェルジュ」を企業方針に掲げるケイズ(本社=金沢市)では、ユニークで意外性に富んだ新発想の製品提案を中心に、多種多様な伝統工芸が今も脈々と受け継がれる古都・金沢の「匠の技」と「おもてなしの心」の両軸によるOEMと容器の提案を強化している。

 同社はこのほど、独自に開発した高度な分散技術で生成された浸透性の高い「生セラミド」を乳化剤に用いて、7~8年の開発期間を経て界面活性剤をはじめとする乳化剤や乳化補助剤を一切使用せずにクリームを乳化させることに成功し、年内を目途に製品化の実現を目指すという。

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