マンダム、「ギャツビー」に美肌訴求の新シリーズ登場

週刊粧業 2016年7月4日号 21ページ

カンタンに言うと

マンダム、「ギャツビー」に美肌訴求の新シリーズ登場
 マンダムは、男性化粧品「ギャツビー」のスキンケアとスタイリング剤でそれぞれ新シリーズを8月29日に発売する。

 スキンケアの「つるんと肌」シリーズ(写真)は、若い世代の最新のニーズを捉えて開発した。

 この世代はSNSの普及などを背景に他人からの視線や評価を気にする傾向が強いこともあり、従来の「清潔感のある肌」を願望するにとどまらず、「周囲から誉められる肌」を志向する意識が高いという。

 実際に、20代前半の3割以上が「肌がキレイなことで周囲から一目置かれたり、誉められたい」と考えていることが明らかになっていた。(同社調べ)

 具体的には、シリーズ名にもあるように「つるんとした肌」を求めているといい、同社は肌表面が滑らかである状態や、均一な肌色であることを具体的な条件に設定して開発を進めた。

 通常の洗顔では落ちにくい角質などを磨き落とす洗顔料や、美容液を含ませたシートマスクなど全4品(450~850円)で展開していく。

 一方、スタイリング剤ではミストタイプの「キレイ髪スタイルシャワー」シリーズ(2種各700円)を投入する。

 10~20代男性の間では髪の動きを作り込む「形作り」から、ツヤや手触りなど髪をキレイに見せるための「質感」を重視する傾向が強くなり、自然な毛流れに整えられた「マッシュヘア」がトレンドの1つになっている。

 市場では「形作り」に特化した商材が多くを占め、「質感」を重視するスタイルへの対応は後手に回っているのが現状だったという。

 そこで、スキンケアにも使用されるヒアルロン酸などの保湿成分で整髪する新たな処方を開発し、自然なツヤや毛流れを実現できるように仕上げた。

 「ギャツビー」ではこのほかにも、洗顔料とヘアワックス「ムービングラバー」の両シリーズをリニューアルするとともに、好評のスタイリング剤「スタイリンググリース」シリーズからオールバックスタイルに対応した新製品を加える。
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