クロバーコスメイク、柏原南館を新築し研究所を移転

週刊粧業 2016年9月5日号 11ページ

カンタンに言うと

クロバーコスメイク、柏原南館を新築し研究所を移転
 メークアップ化粧品専門の受託メーカーであるクロバーコスメイクは、新規先の開拓が順調に進んだ一方、過去最高を記録した前々期(2014年12月期)に大きく伸びた既存先からの受注が落ち込み、前期(15年12月期)は減収増益で着地した。

 「若い人材を採用し、地道に育成してきた成果として、個々の能力が向上し、自社で取り組める範囲が広がったことで収益性の向上につながっている」(立岡泰昭社長)

 新規先については、2014年4月に開設した東京オフィス(神田小川町)が起点となり、特に関東エリアでの開拓が順調に進んでいる。

 「新規先の多くは、小ロットで小回りがきいて案件の進捗が早いことを重視する。この点においては、メークアップ専門で小回りがきく当社の強みが発揮されやすいため、取り組みをさらに強化していく」(立岡社長)

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