徹底的に〝本物志向〟アルビオン商品開発へのこだわり

週刊粧業 2017年1月23日号 13ページ

カンタンに言うと

徹底的に〝本物志向〟アルビオン商品開発へのこだわり
 アルビオン 商品開発統括部 商品開発部部長の大塚裕子氏は、 第7回化粧品開発展・第5回国際化粧品展のテーマ別セミナーにおいて、「徹底的に〝本物志向〟アルビオン商品開発へのこだわり」(【COSME-11】 1月24日(火) 13時00分~14時00分)と題して講演を行う。

 大塚氏に講演の概要についてインタビューした。

 ――今回の講演のポイントは何ですか。

 大塚 アルビオンの根幹には、創業以来変わらない「商品開発へのこだわり」がある。その原点となっているのが乳液であり、当社のスキンケアシステムの礎になっている。その乳液開発を通じて確立した「本物志向」について当社の化粧品開発の歴史とからめながらお伝えする。

 ――数年前に素材開発を始めたのも「本物志向」へのこだわりによるものですか。

 大塚 素材開発は、2010年に白神研究所を設立したことが契機となった。ヨモギの栽培からスタートしたこの取り組みは、当社に様々な発見をもたらしてくれた。

 例えば、収穫する時期や部位、さらには乾燥度合いによって成分と機能が違うことがわかったのも、白神研究所での成果の1つだ。

 それ以降、素材に対してのこだわりも強くなった。お茶の水女子大学、東京農業大学などの大学の研究機関との産学連携による研究開発も始めた。2017年以降も産学連携による研究開発を行うことが決まっている。

 2014年に東京農業大学と共同で開設した「スリランカ伝統植物研究所」は、スリランカの植物を収穫して、実用化を目指して有用性について研究している。

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