近代化学、「苺果汁」配合シャンプーを筆頭にヘアケア・ボディケアOEMで新提案

週刊粧業 2017年1月23日号 10ページ

カンタンに言うと

近代化学、「苺果汁」配合シャンプーを筆頭にヘアケア・ボディケアOEMで新提案


 ブースではこのほか、同社が強みとするヘアケアOEMの新たな提案として、玉露を用いた天然緑茶成分配合の「泡なしクレンジングシャンプー」を初披露する。

 苺果汁配合シャンプーが若年層の女性をターゲットに「可愛らしさ」を前面に打ち出していくのに対し、玉露配合の泡なしクレンジングシャンプーはポリフェノールによる消臭効果を訴求し、主にシニア層を中心とする加齢臭対策製品として提案するという。

 今展示会ではこのほか、60年以上もの実績を持つヘアケアOEMの技術や処方を活かし、手荒れを防ぐ「皮膚保護ハンドクリーム」のOEMも提案していく。

 フッ素とエーデルワイスエキスを配合した皮膚保護ハンドクリームは、細胞保護や抗菌作用などの特徴を有することから、洗浄力の強い業務用洗剤を日々使用する職人をメインターゲットに、「業務用皮膚保護クリーム」といったかたちで、ニッチ市場を開拓する商材として提案していくという。

 「当社では海外の展示会にも出展しているが、日本独自の素材を配合した製品へのニーズが益々高まっている。日本で大切に育まれた農産物の秘めた力を深掘りし、そこに我々が持つ技術を応用して日本のオーガニック製品を世界に発信していきたい」(岡部社長)
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