ホルス、白衣の経営者を先頭に奮闘の日々

週刊粧業 2017年1月30日号 8ページ

カンタンに言うと

ホルス、白衣の経営者を先頭に奮闘の日々
 グループ内で原料作りと製品加工からBtoC展開までをカバーしているホルスグループでは、起点の原料事業が心臓部といえそうだ。

 ホルスの研究開発部でリーダー役を担う佐藤麻紀執行役員が重責を果たしている。

 ――どんな志望動機を抱きましたか。

 佐藤 私は集団の中で上手く立ち回ることができないタイプだという自覚があり、化粧品の仕事に就きたいと志す中で、皆の顔と名前が一致するサイズ感の会社に入りたいと希望した。

 縁あって採用となってから11年間、社内結婚もした。水が合った。

 ――貴社の経営トップは研究開発者です。

 佐藤 三井(幸雄社長)は私が逃げの姿勢を見せると怒りを露わにするが、常に言うことは理に適っている。向き合っていると、自分がアイデア不足だと思えてくる。三井が私たちへ新しいアイデアをどぉーんと授け、実際の製品化へ研究開発部が動いている。

 当社の研究者は、三井のスピード感についていけないと評価が上がらない。立ち止まるということを知らず、大きな山を越えても間髪入れずに次の山へ向かっていくことが習慣化している。

 ――貴グループは原料から製品までを作ってBtoCにも取り組む多機能集団です。

 佐藤 一般的な原料事業者の場合、末端の声に触れる機会はなかなか少ないと思う。

 その点、グループ内にBtoCの会社がある私たちにはご愛用者の声がダイレクトに伝わってくる優位性があるほか、末端から専門的なご質問を頂戴した時、原料メーカーの立場で即答することができている。

 ご愛用者と触れ合えることは、研究者として大いに張り合いを感じる。
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