ポイントピュール、台湾OEMと合弁会社設立で基本合意

粧業日報 2017年3月24日号 3ページ

カンタンに言うと

ポイントピュール、台湾OEMと合弁会社設立で基本合意
基礎とメーク融合した新会社から
グローバル市場へ切り込み
                                    
 スキンケアをメインに化粧品受託製造業を展開しているポイントピュール(本社=沖縄県島尻郡)は3月14日、約1年間をかけて検討を進めてきたメークアップ分野の海外同業 太和生技(タイホウセイギ)グループ(台湾 高雄市)との合弁会社設立が合意に達したことから、沖縄県庁で基本合意調印式とメディア会見を開催して両社で目指す世界進出の青写真を示した。

 1980年設立で年間の営業収入が41億5000万円(2016年ベース、1台湾ドル=3.5円換算)という太和生技グループは、メークアップ製品のOEM/ODM事業に関する技術開発力に自負心が高く、中国 上海に製造拠点を持つほか、開発センターなど世界に計5カ所の拠点網を敷いている。

 また、同グループは主要な顧客企業として上位にBoots(売上構成比24%、各2016年ベース)やCOTY(同27%)のほか、REVLON(同7%)、またL’OREAL(同4%)を擁している背景では、アイシャドーやフェイスパウダーのほか、口紅など主力アイテムが有力ブランドから支持を集めているという。

 さらに、世界のエリア別に見た売上構成比は、2016年でいうとヨーロッパ(42.34%)が最上位で、次いで北米(27.74%)、中国(27.00%)の3地域・商圏で全体の約97%を占めている。

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ポイントピュール、台湾OEMと合弁会社設立で基本合意

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop