ポイントピュール、沖縄県産原料に焦点で認定マーク創出

週刊粧業 2017年5月15日号 10ページ

カンタンに言うと

ポイントピュール、沖縄県産原料に焦点で認定マーク創出
 海洋深層水など県産原料を使った化粧品受託製造業を展開しているポイントピュールは2001年の創業以来、ハンデになりかねない立地条件を素材調達がしやすい長所として活かし顧客企業を着実に増やしてきた。

 大道敦社長は、15年間を超えた業歴を支えてきたのは「水をはじめ、シークワサーやアセロラなど25種類の県産天然成分だった」と話しており、拠点の優位性に関し、「化粧品と健康食品の両方に応用可能な地場産原料がこれだけ揃っているのは、沖縄県以外に例がないのではないか」と述べて目を細めている。

 また、同社は直営店舗を構えてBtoC事業にも取り組む異端なOEM事業者である特性を反映し、文言「オーガニック」に脚光が当たり始めた時節を踏まえ「原点回帰。那覇の直営ショップではパッションフルーツやパインなど県産素材の写真を前面に出し、それらを使った化粧品を販売している」(大道社長)といい、そこから浮き出る反応を受託先にフィードバックする試みを実行している。

 一方で、大道社長は「オーガニック」と称する製品が巷に増えてきた現状について「消費者がホンモノを見分ける認証があるべきではないのか」と警笛を鳴らしている。

 そこで、70社が加盟している沖縄県健康産業協議会が主宰役となり、地域限定の認証マーク活用へ動いていることを大道社長が明らかにしている。
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