ケイズ、容器とOEMを融和したオールインワンの「便利さ」提案

週刊粧業 2017年5月29日号 13ページ

カンタンに言うと

ケイズ、容器とOEMを融和したオールインワンの「便利さ」提案
 化粧品の受託製造や容器調達を展開しているケイズ(本社=石川県金沢市)は、4小間を構える今展示会で「化粧品コンシェルジュ『オールインワン提案』」をテーマに、国内外の多彩な容器と化粧品OEM(開発・企画・製造)を合わせたオールインワン提案を来場者に向けてアピールしていく。

 「容器と中身づくりの融和によって生み出される当社ならではの『便利さ』を、是非ブースで体感してもらいたい」と語る角嶋一幸社長に、今展示会の主な見どころを聞いた。

今回は「容器」をメインに
多彩なラインナップを紹介

 ――今回のテーマに込めた思いをお聞かせください。

 角嶋 容器を長年手がけてきた実績がプラスαの個性にあり、そのうえで容器の情報を中身づくりのOEMにのせて幅広い提案ができることが他にはない我々の強みだ。

 そのため、容器を提案するにしても単に容器だけを提案するのではなく、「こういう中身であれば、この容器が合うのではないか」といったように「中身から容器」、あるいは「容器から中身」という2つの切り口でオールインワンの提案ができる。

 今展示会では、こうした容器とOEMに精通する化粧品コンシェルジュとして、「ケイズに依頼すれば本当に便利」と1人でも多くのお客様に感じていただけるようにアピールしていきたい。



 ――今回のブースの主な見どころは何でしょう。

 角嶋 前回はOEMを大きく打ち出していたが、今回は容器をメインに据え、「容器の視点から見たオールインワン」を主にしたブースレイアウトとなっている。

 容器に関しては、日本だけでなく海外(韓国・台湾・ベトナム・中国)から厳選した最新容器を紹介し、特に「高級容器」「エアレス容器」「特殊チューブ」の3つを中心に提案する。

 「高級容器」は、ガラス容器のような見た目で重厚感や高級感を演出する肉厚タイプのボトル・ジャー容器に加え、シンプルで汎用性のあるものからクラシカルなものまで多彩なデザインを提案していく。

 「エアレス容器」は、部分的に使用できるスポットタイプなど、海外容器を中心とする圧倒的なバリエーションを見ていただきたい。

 「特殊チューブ」は、多くのお客様からご好評をいただいている先端に筆やボール、パフなどが付いたチューブ容器の種類をさらに増やし、充実のラインナップとなっている。

 容器ではこのほかにも、肉厚タイプのリップグロス容器なども取り揃え、いずれも中身を入れた状態で紹介し、「容器+OEM」のオールインワンで1つの商品として見ていただきたい。

 また、金沢本社でデザイナーを新たに採用し、容器のデザイン面でも柔軟な対応が可能になった。ブースで展示する容器に関しては、時代のトレンドに合ったデザインや加飾の部分にも是非注目してもらいたい。

 ブースではこのほか、昨年8月に新設移転した本社・工場をアピールするため、会社案内を中心としたPR動画を放映する。

 新しくなった本社・工場では、年間生産量が従来比で約3倍増となり、多機能対応型チューブ充填機の導入で対応可能なチューブの種類が増加した。

 今年からは、クッションファンデーションの容器調達に加えて新たに充填仕上げにも対応しており、既にリピート受注を獲得するなど、この短期間で生産ラインを確立している。

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