化粧品OEMメーカー各社に聞く、これが我が社のキーマン

週刊粧業 2017年7月3日号 20ページ

化粧品OEMメーカー各社に聞く、これが我が社のキーマン
 国内化粧品受託製造(化粧品OEM)市場は近年、「化粧品ブランドメーカーの製造アウトソーシング化」「訪日外国人客によるインバンド需要の拡大」「越境ECを中心とした日本製化粧品の輸出(アウトバウンド)増加」などが追い風となり、拡大基調が続いている。

 こうした市場環境における外的要因だけではなく、内的要因として各社が経営資源を最大限活用し、競争優位性を高めたことが市場の成長・活性化につながっている。

 そこで、今特集では企業の経営資源の3要素「人(従業員)」「モノ(設備など)」「金(資金)」の中から「人」にスポットを当て、有力OEMメーカー12社の好調要因を探ってみた。

革新的な商品づくりを支える
「R&D」で競争優位性を発揮

 今回、取材協力を得た企業12社のキーマンの顔ぶれを見ると、大きく「R&D」「営業」の2部門に分類され、彼らを通じて各社がどのような事業戦略に注力しているかが見て取れる。

 「R&D」に関する取り組みでは、化粧品・医薬部外品OEM/ODMの国内最大手である日本コルマーが、「グローバル№1の化粧品OEM」を目標に掲げ、近年は海外事業の成長戦略を積極的に進めている。

 そのキーマンとして、今年1月より役員直轄の「研究開発本部付 R&D Global Operations」という役職を得て、同社のグローバル戦略を支えているのが堀内聡史氏だ。

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