ケイズ、北陸の製造工場で唯一の化粧品GMPを取得

週刊粧業 2017年9月4日号 7ページ

カンタンに言うと

ケイズ、北陸の製造工場で唯一の化粧品GMPを取得
 昨年8月に新本社・工場が本格稼働したケイズ(本社=金沢市)では、「化粧品コンシェルジュ」を企業方針に掲げ、国内外の多彩な容器と化粧品OEM(開発・企画・製造)を合わせたオールインワン提案に注力している。

 上期の取り組みや今後の抱負などについて、角嶋一幸社長に話を伺った。

 ――新工場稼働から1年が経ちましたが、改めてこの1年を振り返ると。

 角嶋 お陰様で多くのお客様に新工場へ足を運んでいただき、容器と中身づくりのオールインワン体制の製造環境を見てもらうことができた。

 一枚の発注書で容器調達から中身づくりの全てが完結するケイズの便利さを多くのお客様が体感されたことに加え、既存のお客様の商品が全体的に好調だったことから、今上期の生産量は前年同期比170%と大幅に増加した。

 上期の取り組みとして、今年5月に出展したCITE Japanでは「容器の視点から見たオールインワン」をテーマとし、日本だけでなく海外(韓国・台湾・ベトナム・中国)から厳選した最新容器に中身を入れたオールインワン提案を行った。

 中でも先端に筆やボール、パフなどが付いた「特殊チューブ容器」の反響が大きかった。

 そして先月、今期の大きなトピックスとして「お客様への安心・安全」の取り組みの一環で、北陸の化粧品製造工場としては唯一となる化粧品GMP(ISO22716)の認証を取得した。

 今後は国際規格に準拠した教育訓練を徹底するとともに、容器では検査工程の充実、OEMでは品質精度を高める新たな充填機の導入などを推進し、お客様への安心・安全をさらに追求していく。

 ――最後に今後の抱負をお聞かせください。

 角嶋 「海外容器のケイズ」という評価に甘んずることなく、海外容器のさらなる充実を図るとともに、そこから中身づくりへと拡げていきたい。

 そして、今後も化粧品コンシェルジュとして、お客様から「何かわからないことがあればケイズに聞いてみよう」と言われる立場であり続けたい。
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