中央物産、東名阪を商圏に目指すは店頭視点の際立つ卸業

粧業日報 2017年9月12日号 3ページ

カンタンに言うと

中央物産、東名阪を商圏に目指すは店頭視点の際立つ卸業
 卸業を展開する中央物産が中核のCBグループマネジメントは、2016年10月に持株会社体制へ移行し、グループ戦略機能の強化や経営資源配分の最適化に注力している。

 全6社の陣容にはメーカー事業のシービックや、店頭マーケティング支援のCBフィールド・イノベーションなどが顔を揃え、大手卸の中では特徴的な系統図で多彩な持ち味をアピールしている。

 近年のトピックを追うと、中央物産が2016年3月期に果たした業績のV字回復を見つけることができ、現在にかけて体力強化が鮮明になっている。

持株制移行も卸はM&Sを愚直に、
店頭に特化した軸足をブラさず

 CBグループマネジメントの初陣といえる2017年3月期連結決算は、売上高1500億7200万円で対前年比6.7%増、当期純利益は11億5000万円で同10.1%増と前々期の着地を受けて上向き軌道を捉えたことを印象づけた。

 このうち、グループの屋台骨といっていい「日用雑貨事業」は売上高1495億1900万円で対前年比6.2%増、セグメント利益は17億8300万円で同33%増と稼ぎ頭の牽引ぶりが目立っていた。以降、今期に入っても好調な推移が継続している。

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