まるまんフィオーレ、徹底した社員教育で成長軌道へ

週刊粧業 2017年10月9日号 7ページ

カンタンに言うと

まるまんフィオーレ、徹底した社員教育で成長軌道へ
 現在、インターネット通販の発達により、ワンクリックするだけで欲しい商品が手に入るようになった。

 時間に左右されることなく買い物ができるインターネット通販サイトには、当然、化粧品も販売されており、多くの化粧品専門店は周辺のドラッグストアやGMS・SMだけでなく、通販サイトとも戦う状況になっている。

 そうした中で、九州各地の駅ビルや商業施設に12の化粧品専門店を展開しているまるまんフィオーレは、丁寧な接客やカウンセリング、肌の手入れなど、実店舗だからこそ提供できる付加価値によって支持を集め、多くの顧客を獲得している。

 江下貴昭取締役統括部長に話を伺った。

実店舗だからこそ得られる
圧倒的な付加価値を提供

 福岡県を中心に化粧品専門店を12店舗展開しているまるまんフィオーレは、社名に「まる=平和」「まん=万(すべて)」「フィオーレ=花」の意味を込め、全ての人へ美しさを提供する店として地元住民から支持を集めており、ここ5年ほどは売上も右肩上がりで伸長している。

 店舗運営やスタッフの教育・管理などに取り組んでいる江下氏は、「当社では、圧倒的な付加価値を作り出すことを掲げており、その付加価値に魅力を感じたお客様が増えてきている」と語る。

 流通網の発達により、インターネット通販で化粧品を購入する一般消費者が多く存在している中、まるまんフィオーレは快進撃を続けてきた。

 その要因として、人材育成が進んだことで店舗スタッフの意識に変化が生まれたことやサービス姿勢がより良いものになったことが挙げられる。

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