エトワール海渡、大創業祭で「金と金箔展」が注目集める

粧業日報 2017年11月20日号 3ページ

エトワール海渡、大創業祭で「金と金箔展」が注目集める
 エトワール海渡は、11月3日に創業115周年を迎え、6~8日までの3日間、「大創業祭」を開催した。

 初日のみ、通常より30分早い午前8時30分に開店し、開店時には祝太鼓集団「鼓粋(こすい)」によるパフォーマンスが行われ、創業祭を盛り上げた。

 また、顧客への感謝を込め、商売の役に立つ話題の品や売れ筋の商品を、タイムサービスや実演販売など同社でしか体験できないイベントとともに楽しみながら紹介した。

 創業祭に合わせ、ファッション館9階で11月10日まで特別企画展として「装う愉しむ 金と金箔展」も開催した。

 同展示会では、金箔和雑貨、食器、インテリア、化粧品、食品、アクセサリーといった幅広いカテゴリーで商材を揃え、しつらえ品としてだけでない、お土産やギフト、日常生活にも取り入れられる金や金箔商品を紹介した。

 「金は伝統工芸品などのイメージが強く、お正月のしつらえ品に用いられることが多い。それを今回の展示会では、しつらえ品だけでなくライフスタイルにも取り込めるような商材も揃え当社がVMD提案をすることで、セレクトショップ、ホテル・旅館、化粧品店、雑貨店など、どの業態店にも対応できるようにした」(広報担当)

 特に、「洋箔」を用いた雑貨や食器類は、金箔商材と同等の見た目ながら比較的安価で手に入るため、日常使いや土産品としても好適で、人気も高いという。

 さらに、化粧品では金沢の箔一が展開する金箔コスメ「KINKA」シリーズを展開し、化粧品店だけでなくセレクトショップからの仕入れもあるという。

 会場には、金閣寺と同じ箔を蛇革のウロコ一枚一枚に施した「金箔スニーカー」や、今年2月に開催された日米首脳会談の土産品として、アメリカのトランプ大統領へ贈呈された文箱も展示された。

 このほか、今夏「GINZA SIX」で登場し、普段は金沢の箔一ショップでしか食べられない金箔を1枚丸ごと使った「金のかがやきソフトクリーム」も期間中、時間限定で会場に隣接する和食堂で販売し来場者が殺到するなど、多くの話題を呼んだ展示会となった。
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