2017年 ドラッグストアの化粧品販売戦略

週刊粧業 2017年11月13日号 1ページ

2017年 ドラッグストアの化粧品販売戦略
 百貨店やコンビニエンストアの総店舗数に変動があっても、生活者の度肝を抜くような業態転換が起きるとは考えづらい。とりわけ、閉店や撤退が続いているデパートの周辺に見る雰囲気は、かつての花形小売業から凋落した斜陽産業といっていいのかもしれない。

 一方で、ドラッグストア各社は時代に則してさまざまに様態を変えながら、買う者を飽きさせない試みで勝ち残っている。

 出店地域の選定や店舗スタイルなど、多様で独自な各社の工夫は尽きることがない。本号では精鋭5社の協力を得て、化粧品に絞り込んだ戦略を聞いた。

巨艦各社の決算に見る化粧品の今
1つの指標として検証する価値も

 商圏の広さや業容の大きさという視点から、やはり巨艦勢といえそうな上場企業の決算から見つける化粧品の数字は大切な指標となりそうだ。

 最大手に駆け上がったウエルシアホールディングスの2018年2月期第2四半期(2017年3~8月)決算は、売上高3406億6500万円で前年同期比9.5%増、四半期純利益は96億7800万円で同30.5%増となった。

 このうち、品目別売上高に目を転じると「化粧品」は617億4千万円で前年同期比が106.8%となっており、構成比は「医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品」と「食品」に次ぐ3番手(18.1%)だった。

あと58%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 2017年 ドラッグストアの化粧品販売戦略

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop