長寿乃里、石けんの強豪が店舗強化で復権へ

C&T 2017年9月15日号 43ページ

長寿乃里、石けんの強豪が店舗強化で復権へ
 2002年5月に発売した洗顔「つかってみんしゃい よかせっけん」の累計販売個数を2200万個とするなど、一時は通販化粧品のヒットメーカーとして知られた長寿乃里が、看板商品で獲得した顧客をリピーターへ育成する格好で企業経営を継続している。

 ただ、近年は業績面で精彩を欠いているのも事実で、2016年7月期には売上高が大台50億円を割り込んだ。(信用調査ベース)

 一方で、2009年からは直営店舗の運営を開始する中、今年3月には本社の膝元 横浜に待望だった新規店舗を設けた。

全国16店舗網で多チャネル化推進
ノウハウ蓄え拠点数の増加も視野に

 2001年1月の設立から通販の単独チャネルで展開してきた長寿乃里は、前出のタイミングでショップ運営に乗り出すと、現在までに青森県や九州にかけて全16店舗網を構築している。

 直近でいうと2017年4月に岩手県で「盛岡フェザン店」をオープンしたほか、今年3月には本社を構える膝元の横浜市に「待望だった」(店舗部)という「然~しかり~ 横浜ジョイナス店」を開店し、現在までに贔屓客を着実に増やしている。

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