天真堂、自社ブランド「サクライム」を通じ支援力強化へ

週刊粧業 2017年12月11日号 16ページ

天真堂、自社ブランド「サクライム」を通じ支援力強化へ
 医薬部外品と機能性表示食品のOEM事業を展開する天真堂(児玉和之社長)は、累計売上高20億円超の実績を誇る自社通販のノウハウをもとに、クライアントの通販ビジネス戦略立案からCRMツール制作、コンタクトセンター、物流に至るまでの全てをワンストップでサポートしている。

 これまで通販チャネルの商品開発に特化してきた同社だが、今期(2017年12月期)から事業領域をさらに拡げるべく、今年9月に理美容・サロン・ドラッグ&バラエティストアのリアル店舗に特化した商品開発を行う「ホールセール営業部」を新たに設立した。

 このうち、ドラッグ&バラエティストア向けの商品開発では、若年層向けのBtoCオリジナルスキンケアブランド「sakuraim(サクライム)」(全2品各1800円)を新たに開発し、今月7日より都内のドラッグ&バラエティストアで販売をスタートしている。

 サクライムは、温感ジェルタイプの「オールインワンホットクレンジング」が毛穴を開かせて黒ずみの汚れを除去した後、「オールインワンクール美容液」で15種類の植物エキスと22種類の保湿成分を浸透させながら毛穴を引き締め、花粉やPM2.5などの外的刺激から肌を守るという。

 児玉和之社長はサクライムの今後の展開として、「将来的な海外進出を視野にネーミングや処方、価格帯にこだわって設計しており、来年を目途にアジアでの展開を目指す。最終的にはサクライムを通じ、中国やアジアでのOEM受注へつなげていきたい」と説明する。

 その実現に向けて、同社ではまず国内におけるサクライムのブランド確立を最優先に掲げ、来期中には国内の取扱店舗数を5000店まで拡大し、月間5万個の販売を目指す。

 「サクライムで国内外の販売ノウハウを蓄積することで、クライアント企業の店販展開や海外進出を強力にバックアップしていきたい」
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