メディプラス 恒吉社長、資金ゼロから売上80億円を達成

週刊粧業 2018年1月22日号 14ページ

メディプラス 恒吉社長、資金ゼロから売上80億円を達成
 化粧品の企画販売事業を展開するメディプラスは、オールインワンゲル「メディプラスゲル」を軸に2003年の創業から売上80億円の会社に成長した。

 近年は次世代に向けてインターナルブランディングを推進しており、それに関する書籍「ストレスオフ組織の作り方」も昨年、出版している。

 第8回化粧品開発展・第6回国際化粧品展では、恒吉明美社長が資金ゼロから売上80億円を達成した成功の秘策について解説する。

 ――急成長企業の成功の秘訣を明かすということで多くの方が興味を持たれていると思います。

 恒吉 正直、これからの課題も多い会社であるが、成長のターニングポイントを辿れば、BtoBから単品通販のBtoCへの「ビジネスモデルの転換」、お客様からの第一声をそのまま使用した「広告のヒット」、高リピート率を支えている「定期購入の導入」、国内好調の最中に展開した「海外(台湾)事業」の大きく4つを挙げることができる。

 セミナーではそれらの成長要因を説明するが、起業資金はどうしたのかなどの苦労話や失敗談の方がみなさんの役立つ情報になるかもしれない。

 創業から様々なことに挑戦してきた中で、変わらずに大切にしてきたことがある。それは「~なのに、~」という逆転の発想によるストーリーづくりだ。

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