プロテックス・ジャパン、機能性に優れた高品質な製品をアピール

週刊粧業 2018年1月22日号 7ページ

プロテックス・ジャパン、機能性に優れた高品質な製品をアピール


原料栽培から製品化までを一貫
顔が見える化粧品づくりに注力

 ――稼働から1年が経ち、ブースのモチーフにもなっている愛媛工場では現在、どのような取り組みが進んでいますか。

 酒井 愛媛工場では、「農業のように化粧品を作りたい」をグローバルミッションに掲げ、原料栽培から製品化まで一貫して行っており、愛媛県とのコラボレーションのもと、柚子や真珠など愛媛の素材を活用した製品を既に製造している。

 ブースでは、柚子を配合したヘアケア・スキンケアOEM製品のほか、宇和海の良質な真珠から抽出した生パールプロテイン配合のスキンケアシリーズ「さくらひめ生真珠化粧品」を紹介し、生産者の顔が見える化粧品づくりをアピールする。

 愛媛工場では現在、工場内で甘草と朝鮮人参の試験栽培を行っているが、今後はお客様の自社農園として契約栽培という形での運用を進めていき、収穫した植物を配合したオーガニック化粧品OEMを提案していく。

 そして、将来的には敷地内だけでなく、愛媛県と協力して工場に隣接する農地の活用、あるいは愛媛県内の農家とも連携を図り、県内の雇用創出にも貢献していきたい。
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