資生堂2017年12月期、売上高1兆円を突破

粧業日報 2018年2月13日号 1ページ

資生堂2017年12月期、売上高1兆円を突破
 資生堂の2017年12月期連結業績は、大胆なマーケティング投資と構造改革が奏功し、売上高が18.2%増(現地通貨ベースで16.0%増)の1兆50億6200万円、営業利益が118.7%増の804億3700万円、経常利益が116.1%増の803億2700万円、当期純利益が29.1%減の227億4900万円となり、売上・利益とも過去最高を大幅に更新した。

 売上高は、全ての地域で増収を達成し、「VISION2020」の最終目標に掲げていた1兆円を3年前倒しで達成した。日本が13.1%増と2ケタを超える成長を示したほか、中国(22.2%増)、トラベルリテール(79.3%増)が大きく伸長した。

 売上増(1548億円、+18.2%)の内訳は、「既存事業の成長」が898億円(+10.6%)、「新ブランド(Laura Mercier、Dolce&Gabbana)の上乗せ」が495億円(+5.8%)、「為替影響ほか」が155億円(為替影響+190億円、Jean Paul GAULTIER△35億円、+1.8%)となっている。

 営業利益についても前の期の2倍超となり、営業利益率は8%(前期は4.7%)に到達した。

 投資強化に伴う売上増によりコスト構造が大きく改善したほか、プレステージを中心にコアブランドの収益性が向上している。エリア別では、日本・中国・アジア・トラベルリテールで収益性が大きく向上した。

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