近代化学、原料コスト削減を積極的に推進

週刊粧業 2018年2月26日号 11ページ

近代化学、原料コスト削減を積極的に推進
 1955年創業の近代化学は、ヘアケアOEMで60年以上の実績を誇り、ヘアケア製品づくりにおいて豊富な製造・開発ノウハウに強みを持つ。近年は業務用で培った製造技術を一般流通向けのヘアケア製品に応用し、OEMの幅を広げている。

 「変化対応」への取り組みについて、岡部達彦社長に話を聞いた。

 ――「変化対応」に対する貴社の考えと、具体的なこれまでの取り組みをお聞かせください。

 岡部 市場を取り巻く環境やお客様のニーズが常に変化し、さらには原料価格や人件費などの製造コストが高騰している状況で、昨年と同じ仕事で手一杯になり、新たな仕事の依頼に対応できない企業は衰退していくしかない。

 当社では、創業当初から約10年前まで美容室向けのいわゆる高価格帯・高機能のヘアケア製品だけを製造し、大量生産の低価格帯には全く対応していなかった。

 そのため、半世紀近くにわたり業務用だけを作り続けていた当社にとって、従来の固定観念を払拭して一般流通向けの新たな処方を一から開発していくことは非常に苦労した。

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