コスメティックのじり、健康食品の提案で内外美容を提唱

週刊粧業 2018年3月26日号 7ページ

コスメティックのじり、健康食品の提案で内外美容を提唱
 コスメティックのじりは、広島県呉市のレンガ通り商店街に店を構えている。同店から1キロほど離れたところには大型ショッピングセンターがあり、近くにはマクドナルドなど若者が立ち寄る店舗、少々離れたところにはドラッグストアがある。

 元山勢貴恵氏は学校を卒業後に多くの顧客を抱えていた老舗の化粧品店「コスメティックのじり」に就職し、15年ほど前に先代から店を譲り渡された。

 来店客の悩みを真摯に聞いて的確なアドバイスを行う元山氏を慕う客は多く、「安心して相談できる店」として信頼を獲得している。

創業100年の老舗店舗を引き継ぎ
美に特化した化粧品店として再始動

 元山氏は、「資生堂に関わる仕事がしたい」と考え、化粧品の道に進んだ。

 「資生堂は私の母の時代から使っていて、目に触れるものが常に新しいメーカーだと思っていた。当時はCMやポスターなど、様々なものが他のメーカーと比べてダントツで『化粧品といえば資生堂』という時代だった。将来を考えた際、資生堂しか目に入らず、資生堂に関する仕事がしたいと思い、老舗店舗の『のじり』にスタッフとして就職した」(元山氏)

 老舗店舗であるため、多くの顧客と密接な関係性がすでに構築されており「のじりに行けば安心だ」と思われていた。その安心感や信頼に応えるため先代から店を引き継いだ際に店名を変えることはしなかった。

 引き継ぐ前の店舗では、多くのメーカーの化粧品に加え、小物やバッグ、カツラなど、様々な商品を取り扱っていたが、引き継いだ時に資生堂とSK-Ⅱの化粧品だけ取り扱う店舗にすると決めた。

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