ホシケミカルズ、保湿・美容成分約99%のクリームを開発

週刊粧業 2018年3月19日号 4ページ

ホシケミカルズ、保湿・美容成分約99%のクリームを開発
 化粧品OEMのホシケミカルズは、1975年の創業から同社がこれまで培った研究開発力と、現代のトレンドや消費者ニーズを融合させ、ハイクオリティな商品を生み出す社内プロジェクト「ホシケミカルズODMプロジェクト」に注力している。

 同プロジェクトではこのほど、乳化剤や石油系界面活性剤を一切使用せず、美容成分として知られるビタミンCによってジェルを乳化させた「ビタミンC乳化ジェルクリーム」と、優れた抱水力を持つ植物性ラノリンを配合した「こってり濃厚保湿クリーム」の2品を新たに開発した。

 ビタミンC乳化ジェルクリームには、通常のビタミンC誘導体と同様に美白や抗シワなどの美肌効果を持ちながらも、安定した乳化能を有する特許取得の新規原料「乳化型ビタミンC誘導体」を採用している。

 乳化型ビタミンC誘導体は親水部と新油部を併せ持つため、界面活性剤や乳化剤を使用することなく、ジェルクリームに含有されている水溶性と油溶性の成分や基材を乳化することが可能だ。

 「乳化型ビタミンC誘導体自体が美容成分のため、約99%が保湿・美容成分で構成されるジェルクリームが実現した。今後は、オーガニックやナチュラルのスキンケア化粧品を志向されるクライアントに向け、コンセプトに応じて無添加処方のODM提案を推進していきたい」(企画開発室広報 平地祥子氏)

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