コスメネクスト、@cosme storeのリアル店舗目指し11年で理想形に

週刊粧業 2018年4月9日号 7ページ

コスメネクスト、@cosme storeのリアル店舗目指し11年で理想形に
 アイスタイルグループのコスメネクストは、化粧品店「@cosme store(アットコスメストア)」を国内外で運営しており、この春は埼玉県へ新たに2店舗をオープンし、国内25店舗に拡げた。2017年6月期の店舗売上高は72.2億円で、中期経営計画では140億円(2020年)の達成を目指している。

 2018年6月期も第2四半期までで前年同期比37%増と好調に推移する中、3月1日に埼玉県初出店となる「アットコスメストア ルミネ大宮店」を、同23日には百貨店ブランドを初めて導入する「同 ららぽーと富士見店」(74坪)をオープンし、関東・首都圏エリアの出店を強化した。

 「ららぽーと富士見店」のオープン日にはメディア向け内覧会を開催し、同社の遠藤宗社長(アイスタイル執行役員)がアットコスメストアの国内状況と今後の展望を語った。

KPI「店舗ロイヤルティ向上」を推進し
1号店は年商15億円に

 アットコスメストアは、「試せる、出会える、運命コスメ」というストアコンセプトを掲げ、化粧品・美容総合サイト「@cosme」のクチコミ人気ランキングなどの情報を活かし、100円から数万円まで幅広い価格帯の化粧品を豊富に品揃えしている。

 遠藤社長は「価格も販売チャネルも関係なく、ユーザー評価によるクチコミランキングを提供する『@cosme』のようなサービスを、リアル店舗で体現することを目指して、2007年3月に1号店『ルミネエスト新宿店』をオープンし、11年目を迎えた」と述べ、近況を報告した。
 

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