コーセー、坂東市の保育施設に新種のさくらを寄贈

粧業日報 2018年4月23日号 3ページ

コーセー、坂東市の保育施設に新種のさくらを寄贈
 コーセーは4月13日、東日本大震災の被災地を応援する「fukushima さくらプロジェクト」の一環として、福島発の新種のさくら「はるか」の苗木を茨城県坂東市の保育園に寄贈し、今回で4回目となる植樹式を行った。

 同社は2013年より、福島の復興の象徴である「はるか」を、全国各地に届けることで福島・東北を継続的に応援する「fukushima さくらプロジェクト」に参加しており、同年8月からは化粧品の販売を通じてキャンペーンを実施し、「はるか」の増殖を支援してきた。

 創業者・小林孝三郎氏が生まれ育った地である縁から、同社と坂東市は以前から交流を深めており、今回は市内3カ所の保育施設(岩井保育園、さしま保育園、若草明徳保育園・幼稚園)にてさくらの植樹式が実施された。

 岩井保育園の植樹式では、木村敏文坂東市長が挨拶し、「震災時は、日本人本来の思いやりの心や絆の大切さを改めて実感した」と震災を振り返り、園児たちに向け「今日植えたさくらと一緒に元気に大きくなって、毎年このさくらが咲くころには福島・東北で頑張っている人がいることを思い出してほしい」と語った。

 式典終了後には、寄贈された苗木に園児らが一人ひとりスコップで土をかけ、時折笑顔を見せながら植樹に参加した。

 経営企画部 広報室の岩崎真吾課長は、昨年2月にさくらを植樹した坂東市内の保育施設から、「はるか」が立派に育ち、大きな花を咲かせているとの報告を受けたことを伝えつつ、園児らに口紅を見せ、「私たちは化粧品を通じて女性に元気と笑顔を与える仕事をしている」と化粧品が果たしている役割の大きさについて説明した。

 そして、化粧品には人を元気にする力があることを知ってほしいという願いを込め、園児たちに記念品としてマンガ「大研究!化粧品のちから」を贈呈した。
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