勇心酒造、新規有効成分配合の第1号商品で皮脂ケア市場創造へ

訪販ジャーナル 2018年5月14日号 1ページ

勇心酒造、新規有効成分配合の第1号商品で皮脂ケア市場創造へ
 香川県の老舗酒造メーカーである勇心酒造は、医薬部外品有効成分として新効能の認可を取得した「ライスパワー№6」を配合する美容液「ライース クリアセラム№6」(医薬部外品、30mL・5000円)を4月25日、自社オンラインショップ「ライスパワーショップ」ほか大手百貨店の三越6店舗、本社内にある直営店にて発売した。

 「ライスパワー№6」は、2015年に医薬部外品有効成分として「皮脂分泌を抑制する」という新効能が認可され、今回が初の商品化となる。既に通販大手など他の化粧品会社でも商品化が決定しており、順次「ライスパワー№6配合コスメ」が発売される予定だという。営業部戦略企画グループの波多野智美氏は、「申請から25年、ようやく新効能として認められた成分。今後も商品化を進め、『ライスパワー№6』の効果はもとより、ライスパワーエキスの魅力を多くの方に伝えていきたい」と話す。

 造り酒屋として1854年に創業し1世紀以上の歴史を刻んできた同社が、米の研究開発型企業へと転身したのは、高度経済成長期を迎えた1970年代初頭。72年に5代目社長として就任した徳山孝氏が、人が本来持つ生体機能そのものの健全化をテーマに米に備わる力の可能性を広げることを目指し、米の醸造発酵技術の研究をスタートさせた。

 研究を積み重ねる中で、乳酸菌など微生物の特性に着目して独自の醸造発酵技術「日本型バイオ」を確立し、機能性素材「ライスパワーエキス」の開発に成功した。

あと68%

訪販ジャーナルの有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 勇心酒造、新規有効成分配合の第1号商品で皮脂ケア市場創造へ

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop