鈴木ハーブ研究所、売り方改革で成果

訪販ジャーナル 2018年6月4日号 1ページ

鈴木ハーブ研究所、売り方改革で成果
 「ムダ毛ケア」と謳ったシリーズ「豆乳パイナップルローション」等を通信販売で展開している鈴木ハーブ研究所は、業績が昇り調子だった2014年4月期からまとめ買いをなくし定期購入を中心にしたリピート促進策へ転じ、一旦は落ち込んだ売上が上昇カーブを描き始めている。

 東京商工リサーチによると、脱・まとめ買いへ舵を切った同社の2014年4月期売上は、織り込み済みとはいえ28.9%減と30%減に迫る大幅減収だった。

 以降、買い込みよりも効果実感に則した購入方法を顧客が評価したのか業績が回復し始め、2017年4月期になると大幅減直前の期の95%近くまで売上が盛り返していた。

 同社の鈴木さちよ社長は、2018年4月期の着地予想に関し、「多少上乗せできている」と述べて口角を上げていた。

 現在の販売スタイルを確立する以前、同社は「豆乳パイナップルローション」の特性として1本使っただけでは効果が期待できないと掌握していたことから、顧客の早期離脱を避けるため3本セットのまとめ買いを推奨していた。

 ところが、「売りつけ」と評されても仕方ない販売方法に絶対の自信が持てていなかった鈴木社長は、悩み抜いた末のスタイル転換を実施し、長いスパンで愛用者の反応や新規顧客の獲得状況を見守ってきた。

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