コーセー、「雪肌精 SAVE the BLUE」プロジェクトが10年目に突入

粧業日報 2018年6月15日号 3ページ

コーセー、「雪肌精 SAVE the BLUE」プロジェクトが10年目に突入


「雪肌精 SAVE the BLUE」
2018年サンゴ留学を開催

 コーセーは、5月29~30日にかけて、メディア関係者向けに「雪肌精 SAVE the BLUE」2018年サンゴ留学を開催した。

 初日の29日には、「SAVE the BLUEの歩み」をテーマに、C/B企画部 企画四課の吉見直樹氏による講話と、沖縄県読谷村でサンゴ養殖と移植活動を20年にわたり続けている金城浩二・美佐江夫妻による講演が行われた。

 主催者を代表して挨拶したコーセーの外尾秀人取締役は、「SAVE the BLUE」プロジェクトが10年もの長きにわたり続いてきた要因について「1つ目は、『CSR活動は最低でも10年続ける覚悟を持ってすべき』と送り出した小林一俊社長の強力な後押しであり、2つ目は、売り手と買い手がともに満足し、社会貢献にもつながる三方よしの精神が貫かれていたことであり、3つ目は、金城夫妻の沖縄の海やサンゴに対する非常に前向きな思いがあったからだ」と述べ、「私自身はこの6月で退任するが、この企画に当初より携わった一員として10年とは言わず、20年、30年とコーセーがある限り続けていって欲しい」と語った。



 続いて、吉見氏が「SAVE the BLUEの歩み」をテーマに、これまでの国内における活動を振り返るとともに、2011年から実施している海外での「SAVE the BLUE」プロジェクトの状況について説明した。

 2018年は、海外9カ国で様々な環境保全プロジェクトを実施していく。特にサンゴにフォーカスした取り組みとしては、台湾にてビーチクリーン活動とサンゴ礁の健康状態を確認するリーフチェック活動を支援していく。タイでは、ラヨーン県でのサンゴ植樹支援を行うとともに、シンガポールでは、Sister's Islandのサンゴ礁周辺の清掃活動を支援していく。さらに、マレーシアでは、サンゴ礁を破壊するヒトデの除去を行うとともに、アメリカでは、Namena Marine Reserveでのサンゴ礁周辺の健全な漁業活動のサポートを含めたサンゴ礁生態系保全活動を支援していく。

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