ドン・キホーテ ピカソ 鎌倉大船店、驚安が古都鎌倉に念願の初出店

週刊粧業 2018年6月25日号 7ページ

ドン・キホーテ ピカソ 鎌倉大船店、驚安が古都鎌倉に念願の初出店
 2020年に売上高1兆円と全500店舗体制の構築を目指しているドン・キホーテグループは、6月15日に国内有数の観光都市として知られる神奈川県鎌倉市に「ピカソ鎌倉大船店」を開店し、同県内にグループ全体で計30店舗網を敷いた。これは「ピカソ」としてカウントした場合、同県内に4店舗目となった。

 アクセスのうえで至近となる大船駅は、複数路線が乗り入れるほか周辺は学校や大型工場が立ち並ぶことから乗降客は県内でも指折りの多さで、周辺の商業を賑わしてきた。

 そうした歴史と背景がある当地で、自ら「驚安」と掲げる価格訴求と、24時間営業の利便性で差異化する同店の始動を紹介する。

長く照準当てていた地に縁生まれ
勇躍の新規出店に期待高まる初日

 古都の周辺にあたる神奈川県の横浜市や横須賀市に数店舗を展開しているドン・キホーテグループは、全国に占める売上構成比が8.14%と高い神奈川県(全都道府県平均値2.12%)の有力エリア鎌倉市に、これまで38年間の社歴を通じ新規出店の縁を得られずにきた。

 そこへ持ってきて、近年は観光立国としての横顔を見せ始めた日本において「鎌倉」の2文字に潜む価値が高まっていることは明らかであり、同社が長く当地へ照準を当てていたことは「鎌倉市、特に大船駅周辺は出店していないエリア。賑わっていて魅力的」(コーポレートコミュニケーション本部広報室)というコメントから伝ってきた。

 実際、計4路線が乗り入れる大船駅は近年で急速に近代化しているほか、周辺では大型投資による工事の周囲を大挙の足並みが行き交っているなど、実際に訪れると地域に備わった商業ポテンシャルを感じ取ることができた。

 そうした位置づけだった鎌倉市大船で、同社は「ご縁をいただいた物件と、当社の需要が合致した」(同)ことから、今回の新規出展に発展した。

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